…去る雲、おって(仮)…

DIY、感想文、日記。文章力上がったらいいなー。

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映画「SRサイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者」感想文

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SRサイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者(以下SR3)観てきました。いや、やばいっすね。

4/25に一回、4/27日にSR2と3を一回づつシネクイントで観てきました。
あと2回は見に行きたい。
僕はタマフルリスナーで時折シネハスにも感想を送ります。といってもまだ2年ほどで3通しか送っていませんが。
つまり、よっぽどのことがないと送りません。そして今回はよっぽどのことでした。

以下映画の感想メール
---------------------------------------------
こんにちは、宇多丸さん。以降敬語になったりならなかったりなので最初に謝っておきます。

まず・・・・
SRシリーズ最高!!特にSR3最高!!号泣メーンっ!!
僕の人生ベスト映画に決定です!!鳥肌!!
観てないやつはB・U・T・A(豚)だっ!!さっさと見に行けっ!!
そしてこの映画を悪くいう奴は俺がぶっ殺すっ!!

興奮しすぎて、鑑賞後に見つけた古川さんに「宇多丸さんに、僕の人生ベスト映画だったと伝えてください」と絡んでしまいました。すいません。

僕の映画館で最も回数を多く見た映画は「もののけ姫」の四回です。
SR3は今のところ2回ですが、まだ見てない知り合いのB・U・T・A(豚)二匹を連れて行くので、最多タイ確定です。
それほど僕にとっては素晴らしい映画かつ映画館体験でした。

一回目は客全体が笑いモードで、ここで笑わなくてもいいだろ、と宇多丸さんの「カムイの剣」状態も少し感じましたが、それはそれで楽しめました。
特に、笑いモードの客がラストシーンでだんだんと息を飲む感情変化を直に感じられとても新鮮でした。
二回目は一回目よりも笑いが少なかったので(それでも笑いシーンではしっかり笑っていましたが)没入して見ることができました。

あまりにも感動したので、一回目ではいったい何に感動したのかわからないほどでした。
二回目でやっと僕の感動の正体がおぼろげながら分かりました。それは圧倒的な「マイティへの感情移入」です。


ほぼ全てが好きなシーンで文句がないので、少ない気になったシーンを羅列します。
・解体現場でのマイティの服、タオルが綺麗すぎる。作業してたらあんなに綺麗なはずがない。
・ライブ会場から逃げるマイティの車がいくらなんでも遅すぎる。故障していたとしても、必死なんだからアクセルを思いっきり踏むはず。
・眠り猫がリミックスを仕上げできたと言うシーンで音楽が止まり、すぐCDを持ってくる。CDは焼いたら出来上がりなので音が鳴ってるのは少し不自然。
・一礼二拍手一礼が分かりずらい。


以降なぜ、そこまで「マイティへ感情移入」したかを僕なりに考えを書いてみます。
ここで書くことは後で考えたら、そうかも、という程度で鑑賞中は没頭しすぎてこんなことは一切考えていませんでした。

まず言えることは前二作と比較しても、主人公が実質マイティ一人であること。
そして、この映画の一番最初の台詞は(ラップを抜くと)マイティーに対しての物販がどれだけ"売れた"かという問いです。
これは、この後マイティが執着する"金"を映画の一番最初に提示しているのです。これでストーリーおよびマイティの感情が理解しやすくなっているのだと思います。
また、この映画のアイテムとして欠かせないブロッコリー。ブロは地元フクヤ及び劇中で唯一マイティと対等な関係であるSHO-GUNGイック・トムを表わしています。
アパートでは一美のブロへの発言に対してブロ=フクヤ及びイック・トムを擁護します。これで、彼は未だフクヤを愛していることが分かります。
これ以降もブロに対してのリスペクトが何度も描かれることによって、荒廃したマイティでも真に悪ではないことが何度も提示されます。
それゆえマイティがどんな悪行を重ねても見捨てることができないのです。
MCバトルでは圧倒的なラップをマイティが披露します。
これによってマイティが東京に来た"だけ"ではなく、しっかりと努力していたことが伺えます。SR2で聞いたイック・トムよりも上手いので、彼ら以上に必死だったことも示されます。
そして、ここでもマイティの金への執着を加速させます。
つまり決勝の"金持ち"に負けることによって金の強さを思い知るのです。
物語が動き出す直前、マイティは暴力を振るいます。この時点でマイティは暴力の負の連鎖に足を踏み入れてしまったのです。これは執拗に殴ることによって予期されます。
そして、ついに物語はマイティが走り"逃亡"すると共に走り出します。そう、まるで「哀しき獣」と同じように。
マイティは逃げ切れるのですが、これも冒頭の解体現場のシーンがあることで体力的に鍛えられていることが裏打ちとなり、違和感を感じさせません。
対して末尾部分の逃走が長引く理由が提示されず、これはいくらか不自然でした。

第二幕もやはり、"金"で始まります。更に、そこには以前以上の暴力が日常的に存在することも示され、僕は感情移入と物語の加速を体感しました。
二幕で特に示されるのは、マイティの人間関係と、イック・トムの人間関係です。
SHO-GUNGが征夷大将軍と飯を食いフード理論的にも対等な立場で付き合うのに対して、マイティは誰とも食事を共にしません。
一幕では一美と食事は描かれずとも予期はさせていましたが、二幕ではそれすらありません。
またスナックでも食っていても乾きものであり、少年グル―プは食べていないし、等々力らとも離れています。
彼らとは決して対等な関係ではないのです。比較的仲のよさそうな少年グループとでさえマイティと対等な者は一人としていません。
ましてや等々力達は論外です。つまりマイティは上下の関係性はあっても対等な者はおらずとても孤独なのです。この描写はラストシーンへの感動の一翼を担っています。
また同じ殴る、蹴るでも征夷大将軍と等々力らの描写は全く違います。これもマイティの孤独性に拍車をかけます。
そしてマイティは"以前"の、そしてその延長線上の"今"の自己肯定をしません。これもはラストシーンへの感動の一翼を担っています。
それでも一幕ど同様に一美との、ひと時の幸せは描かれます。
一幕はアパートで、二幕では帰り道で。これ(ブロの言及を含め)は完全には道を外していないことを示し、後の傷害事件の引立てになっています。

三幕も、一美がお札を投げ"、金"で始まります。そして、紀美代への反抗は一幕の極悪鳥への反抗を想起させ、物語の加速を予期させます。
ついに犯行は行われ、二回目の"逃亡"が始まります。この始まりも二幕の終わりに等々力のマイティへの言葉が効いていて、まったく違和感を感じさせません。
ここから、画面から元凶ともいえる等々力が消えます。それにより、タイヤ屋及び産廃屋への侵入シーンが等々力が現れるのではないかという恐怖感で緊張感を増長させます。
車が故障し止まってしまいますが、これもそれ以前のエンジンがかりにくいという描写で補完されています。
そしてマイティはSHO-GUNGのラップに引き寄せられるようにステージ下へ。これも追い詰められたマイティの心境が読み取れます。
ずるずると引き寄せられる体に、顔は何か笑っているようにも見え、複雑な感情に見えます。
映画の音楽に過大な役割を担わせてしまう問題、そのギリギリのところにイックとトムのラップが置かれています。
何も解決するわけじゃないが、少しの間だけ彼らの"言葉"に人が耳をかすようにように。

こんな加速に次ぐ加速の終点で、映画はついにラストシーンを迎えます。ここが今までの感情が集約され一番感動的なシーンでした。
なぜマイティは語りだしたのか。それはマイティにとってイック・トムが唯一対等であったから。それゆえのタメ語。
そして今もマイティの言葉を、マイティ自身を必死に受け止めようとする彼らのラップ。
そしてダメ押しのイックの「俺"ら"SHO-GUNG」という言葉からマイティは自分を語り、以前の、そして今の自分を完全とまではいかないが肯定するのです。ゆえに謝らない。
感動しないわけがない。
最後に「お前らの助けはノーセンキュー」「じゃーな、SHO-GUNG」と発します。そして暗転でエンドロールへ。
しかしこの言葉の真意はエンドロールのマイティのラップに現れるのです、そう何回も繰り返す、「俺らSHO-GUNG、言えよSHO-GUNG」。そしてそれを受けるようにイックとトムの「俺らSHO-GUNG」。
感動しないわけがない。

以上が僕なりに考えです。


また映画全体のシリアスなトーンの裏で大切なのは"手塚治虫作品のひょうたんつぎ"、"ベルセルクのパック"のような緊張を緩和させる"笑い"の要素であるということも付記したいと思います。
常にシリアスでは観客は過剰にそれ以上を求め緊張が持続しません。そこに"抜き"を入れることで過剰にシリアスにせずとも緊張感が持続するのです。
また極悪鳥を完全な悪として書いていないのも好感が持てます。もしそのような意図があるとしたらMC大河は、あのようなキャラではなかったでしょう。
(MC大河とMC林道の「極悪鳥の翼を折るなよ」の対比がよく効いています。)


SR1、SR2ともに映画館、DVDで見ていますが、SR3はシリーズ中でも最も映画館で見るべき映画だと感じました。なぜそう感じたのかは、もう少し時間と考察が必要です。

またとてもプライベートなことなのですが、一人で映画館に行った初めての映画は「8mile」なのは運命を感じます。


最後に僕は"SRシリーズ"をタマフル映画祭でSR1を鑑賞して知りました。もしタマフル映画祭がなかったら。またSR1を取り上げなかったら、ぼくはこの人生ベスト映画に出会えなかったことでしょう。
僕を"SR"に出会わせていただいたことに宇多丸さんはじめタマフルクルーの方に感謝を述べます。ありがとうございました。
---------------------------------------------

といったメールを送らせて頂きました。
稚拙な文しか書けなく悔しいですが、この熱量伝われば幸いです。


以下SRシリーズと僕のなれ初めについて。
上でも書いたようにSR1を映画祭で観て、しかしその時はさほど熱狂はしませんでした。
自主制作でこんなクオリティーの映画作れんだなぁ、ぐらいにしか思っていませんでした。
というより自主制作映画を初めて観た、その独特の感覚に面食らった方が大きかったと思います。楽しみはしましたが。
で、そんなんなのでSR2はDVDをレンタルして観ました。
これが良くなかった。いや、良かったのか。
SR2は女子が主人公なのですが、その切羽詰まりかたがSR1より数段感情移入してしまい、泣いてしまいました。
そんなんで、映画館に行かなかったことを後悔して、SR3公開の暁には絶対映画館で観ようと決めていました。
そしてSR3公開。さらに喜ばしいことにSR2も特集上映で映画館で観れる!!最高です!!
繰り返しになっちゃいますが、やっぱタマフルクルーには感謝です。

ちなみに映画館ではサントラと公式book(SR サイタマノラッパー ‐日常は終わった。それでも物語は続く‐)が売っていますが、これらもマストバイです。
SR2、SR3のOSTと公式ブック、それにTシャツを買って散財してしまいました。実際に欲しかったし、御ひねり感覚もありました。

と長文になりましたが、それほど人生において大きな映画でした。



たぶん名作とは呼ばれないだろうけれどリアル・スティールも人生ベスト映画でまだ、感想文を書けていないので、DVD・BD発売前には書きたい。
ThreeAのアンブッシュも直販で予約したしね。早く届かないかとワクワク。
あとコミティア99にて初めて同人即売会なるものに行ったのですが、とっても面白かった。コミティア100にも行くのでその感想文も書きたいな。
それとそれとこれがやばい⇒1/16 Discipline
とにかく、観てみてください。


いやーこの頃人生が充実してる。ほんと。

タマフル漬けの一日 -タマフル映画祭とタマフル THE MOVIE レビュー-

僕は今、意識が変性している。トリップ状態だ。とにかく今日起こったことを書く。

インデックス
  1.タマフル映画祭レビュー
  2.DVD「タマフル THE MOVIE」レビュー


1.タマフル映画祭レビュー
タマフル映画祭

この日を一か月前から、今か今かと待っていた。

15時に起床。半ニートの僕はまだまだ午前中な気分。それも7時から"俺たちの映画館"バルト9で開催されるタマフル映画祭の途中で眠くならないための準備である。
起きるなりにGalaxyS2にダウンロードしてあるシネハスポッドキャストを視聴、気分を高める。

ギリギリに新宿につき、走って、バルト9へ向かう。ただ"俺たちのエナジードリンク"レッドブルをコンビニに買わなくては。近くのローソンで購入。ふぅーこれで全力で打ちに行けるぜ。気分は映画戦士。その間にもイヤホンからは宇多丸師匠のハスリング。

汗をかきながらバルト9へとつづくエレベーターに乗る。隣にすごく金髪の人とかわいい女の子。あれ?このキンパどっかで見たことあるぞ。キンパが女の子としゃべっている。こ、この声、、、、吉田豪!!そして女の子の方もよく見る。(※言うまでもないが僕はボンクラ、普段は女子の顔をじっくり見るなんて危険は侵さない。)し、しまおさん!!カワエエエェ!!

9階バルト9に着き、握手を願い出る。お二人とも快くしてくれた。

ベジポテトLとコカコーラRを購入後、13階のシアターへ。先行発売の「タマフル THE MOVIE」を購入後、膀胱から命令が脳へ。時間がないので最速で放尿。シアターへ入場、少し遅れたから師匠の声が漏れ聞こえて来る。イヤホンから聞こえていた、あの声だ。僕は過去二回タマフル映画祭に足を運んでいる。それでもなお、いや、だからこそ興奮する。

興奮を隠しきれないまま、着席。後ろから二番目の列のど真ん中。なかなか良い席である。全体が見渡せる。

宇多さんがしまおさんの遅刻をいじっている。どうやら、トークに参加すると勘違いしているようだ。しかし僕はエレベーター内でしまおさんの吉田氏へのトークには参加しないという旨の発言を聞いている。なんだかうれしい。宇多さん間違ってるよ、今日はしまおさんは見に来ているだけないんだよ。と心の中でささやく。やっぱり、なんだかうれしい。

ホルダーにフード&ドリンクをセット、荷物を置き、上着を脱ぎ、汗を拭く。軽快なトークと絶妙な煽りの後に一本目の「マインドゲーム」が始まる。映画館体験の為に作品の情報は一切いれていない。

出だしで"これ俺着いてけないかも"と先制撃を食らう。しかしビジュアルアート映画かと思いきや、最後の10分で最高のカタルシスとメッセージを受け取る。とってもドラッギー。意識が変性しだす。

そして終了後、なんと湯浅政明監督が登場。ユーモアあふれるトークが繰り広げられ、あっという間に「カムイの剣」の開始時間に。宇多さん、上映時間が長いからトイレを薦めるが俺はすでに行っている、準備は万端だ。

二本目上映スタート。
長い、長いが楽しい。80年代アニメの暴風雨に投げ出されたようだ。会場も、とても良い雰囲気。みんなと一緒に笑う。途中にレッドブルを呑んだ為か、作品の為か、良い雰囲気の為か、長いがまったく苦にならない。エンドクレジットまで、もれなく楽しむ。

上映終了後のトークも楽しかった。そして楽しい時間はあっという間に過ぎ、壇上の宇多丸さん、しまおさん、古川さんが去って行く。

終電に揺られ最寄駅へ。便意と空腹を同時に感じつつラーメン屋へ。排便後、夜食のにんにく多めのラーメンをかっ込む。イヤホンからは宇多さんの声がまだ聞こえる。

GalaxyS2のバッテリーが切れる。自転車で帰宅。

疲れているがまだ興奮が冷めていない手で玄関を開ける。とりあえずキャラメルを噛みながら風呂に入る。この時僕は、覚悟を決めた。"このテンションのまま「タマフル THE MOVIE」を見るぞ"と。


2.DVD「タマフル THE MOVIE」レビュー
タマフルthemovie
あらすじ:
67分に詰め込められたモキュメンタリー型ラジオディストピアムービー。
以下特報映像から引用
”タマフルに何かが起きている
 絶大な人気を誇るTBSラジオ ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル
 しかし、あるスタッフはこう語る
     「タマフルは もう 終わっている」
 スタッフが口々に語る番組終了の噂
 文房具メーカーと黒い交際をする構成作家
 見返りしか求めない番組アドバイザー
 恐怖政治を断行する学生プロレス出身のプロデューサー
 目玉企画シネマハスラーのカラクリ
 そして メインパーソナリティー宇多丸が隠し持つある 謎

 僕たちは あの頃のタマフルを取り戻せるのか”

感想:
良かった。本当に良かった。
映画として良いかどうか、客観的に3675円を払う価値があるのか。
そんなの僕には分からない。いや、たぶん、映画的にも客観的にも不細工で突っ込みどころは満載だろう。
だけど僕はこの作品が大好きだ。なぜなら今日、ラジオから聞こえる、ある種の作品・架空の世界と目の前の現実の世界が地続きであることを目の当たりにし、そんな番組を発信している彼らに非常に感情移入しきってしまっているから。
公平になんて観れませんよ。だって彼らが愛おしいんですもん。
たぶん今、この作品を世界で一番楽しく感じられるのは僕だと思う。この作品に、僕が、最適化されている。
ただタマフルを聞いてて、番組を作っている彼らを少しでも傍に感じているなら買い。amazonでなら2718円で買えるしね。

以下ネタバレ含む。(だけどネタバレしたからと言って楽しさが半減するような作品ではないと思う。)


ストーリーは67分と短いので特報映像のあらすじでほとんど。そして最後に最大の悪を倒して閉幕。ただ最後の倒し方がぶっ飛んでる。
この作品の僕が感じた最大の魅力は、ここまで腐ったタマフルの映像化を許容できるタマフルクルーの信頼関係が背景に見える点である。

最初のタマフルの特集コーナーの放送から始まる。いつもの宇多丸。しかし特集が何に違和感が。
そしてスタッフが口々に”タマフルはつまらなくなった”と。
カットはラジオ・オープントークへ。このトークが糞つまんない。どうした宇多丸、違和感が半端ない。俺の知ってるタマフルじゃない。不安が増す。
金について携帯に怒鳴るせのちん。なんだか怪しいマネージャー・荒井。やる気皆無のスタッフ。そして関係者のインタビューから分かるタマフルの腐敗。
そのクルーは腐敗の元凶をほのめかす。超絶金マン・超権利主義化した名誉P橋本である。
しかし、クルーお前等が腐ってることは事実だ。それを他人のせいにするほどの腐り。だが、なぜか真実味がある。
こんな、こんなタマフル見たくない、目を背けたい。それが後半まで続く。見たくないが見てしまう不思議。

そして中盤に明かされる宇多丸の真実。

声を出していないのである。
なななななにーーー!!とはならない。まぁそうだよね、予想はできました、ぐらい。
この謎?が作品のテンションを保つものではない。それ故に、すぐにネタ晴らし、精神疾患により宇多丸は声が出せず、トークは全て台本であり、代役として超高性能ボイスチェンジャーを使ったDさんの存在が示される。
悔しそうな宇多丸。憐れ、これほどに腐った・腐らしてしまった宇多丸、とても憐れ。

しかし一通のリスナーの手紙が、この現状に少しの改善を促す。
夏紀100%のアドリブによりDさんがリスナーの手紙を読む。それは番組への苦言と愛だった。
それを聞く俯き悔しそうな宇多丸。
そして必死に声を振り絞る。感動、感動である。「英国王のスピーチ」!!演技下手だけど!!

そして怒涛の橋本Pの暴力シーン!こいつ屑である!分かっていたが、完全に屑である!!殺すしかない!!殺すしかないのである!!

勿論、次は反撃シーン。クルーがそれぞれの得意分野(しまおさんだけはぶっ飛んだ設定)で橋本Pを懲らしめる!
そして、クルーの番組愛と奇跡により宇多丸は声を取り戻す!死ねーはしもとーー!!

フゥーーーー!!ジ・エンド!!


放送で何度も発言される宇多丸師匠の記号的演技。しかし、精神を患ってしまったら、宇多さんさえこんな感じになってしまうのじゃないかと、僕は好意をもって観ました。
古川さんも死にたいと発言していた演技。たしかに夏紀100%をハグするシーンはめっちゃ嘘くさい。しかし金マン・橋本Pが暴言を吐く企画会議シーンはものすごくいい。この作品の最も好きなシーンの一つ。橋本Pに恐怖して発言できないが、言いたい、少し訂正しようとする。すごく怖いシーン。僕これ体験したことある!!
僕は暴力的態度がものすごい怖い。実際の暴力より高圧的な態度がこわい。それを体現しているのが橋本P、暴力も振るうけど。橋本Pでの好きなシーン・「リアル・スティール」のジャンピングパンチばりのジャンピングエルボー(プロレス弱者なので技名はわかりません)。最高!超むかつく橋本Pだが、なぜか上がる!

そしてエンディングロール。NG集。ここが一番いい!ああ、やっぱり仲いいんだ、信頼し合ってるから、こんなムカつくシーンを撮れるんだ!!そして、今日の一連の出来事により、僕もその一員であるという錯覚により、いっそ感動するのである!!!
もう一度言う、整合性がない点や論理的じゃないところは多々どころじゃないほどある。だけど、俺はお前らが好きだー!!


(二回通して観ました。そろそろ寝ないと・・・)

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